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二都を見て


訳あって、大阪へ行った。写真は、天満橋駅北口からの風景。
オフィスビルが林立し、飲食店もたくさんあった。おいしい仕事もおいしい食べ物も集まっているということか。とにかくすごいなと思った。滋賀や京都を生活圏としている者としては、「これぞ都市」という活気に圧倒された。

そういえば、京都は最近、景気のいい話がない。四条河原町阪急と河原町ビブレが相次いで今年中の閉店を発表した。
残念だと思ったが、よく考えると、私自身は四条河原町阪急では買い物をしたことがない。いや、もっと言えば、京都の大丸でも郄島屋でも物を買ったことがない。おそらく、私が百貨店のターゲット層から完全に外れているのだろう。一方、河原町ビブレは何度も利用している・・・と思いきや、ビブレは地下1階だけだということを、この度初めて知った。私が利用していたのは、あのビルの売り場面積の、そしておそらく売り上げの大部分を占めるロフトとHMVだった。ということは、私はただの1度も河原町ビブレに入ったことがないということになるのか。
河原町界隈が衰退し始めたのは、京都駅にできた伊勢丹の影響だといわれているが、もしそれが本当ならば、伊勢丹の、あるいはJRの力がとてつもないということだろうか。
河原町には、―私の個人的な意見だが―京都駅周辺にはない「京都らしさ」があると思うのだが、それが負けるということは、京都駅や伊勢丹には利便性など「京都らしさ」以上の魅力があり、皆がそれに惹かれているということだろう。

労働の場としても、京都よりは大阪だろう、と、今日実際に両方の都市を見て思った。都市の活気は労働から生まれる、とも。それならば、京都の、都市としての魅力とは、あるいは意義とは何か、もう一度考え直さなければならないのかもしれない。
ちなみに、大阪と京都という大都市に比べれば、滋賀県など、規模では圧倒的にしょぼいのは言うまでも無い。