関西私鉄

「かんさい特集『映像歴史バラエティー“鉄道がつくった関西”』」を見ていた。ターミナル駅の発展、小林一三の沿線開発、難読駅名クイズなどが主な内容だった。
その中で、南海本線諏訪ノ森駅浜寺公園駅が紹介されていた。駅舎の美しさ、海水浴場を中心とした行楽地、高級邸宅街であったことなど。
確かに浜寺公園は、松が美しい公園だが、しかしなあ。海岸は埋め立てられ工場ができて、浜寺公園では光化学スモッグに注意しなければならないような場所になってしまった。さすがに現在ではそこまでの空気汚染はないだろうが、浜寺公園から臨むのは海水浴場ではなく、高速道路と工場地帯であることに変わりはない。
あと、関西の私鉄が持つ、あるいはかつて持っていた、野球チームについてのコーナーもあった。野球観戦帰りの客に対して臨時列車を運行するなど、全盛期の野球熱はすごいんだなと思った。その中で、中川家の礼二さんが、京阪が関西の大手私鉄の中で唯一球団を持たなかったことに触れたのだが、私もそれは以前から気になっていた。やはり京阪は我が道を行く独特の存在なのだ。
やっぱり、私鉄、いいぜ。