守山市

滋賀・守山駅前「銀座ビル」半世紀ぶり建て替えへ : 京都新聞

50年、よくもったほうだと思う。正直、あの建物にそれほど思い入れもないが、昔っぽい建物がどんどん消えていくなあ、と。まあ、そこで店をやっている人や住んでいる人にすれば、無理にボロいところにいさせられる道義もないのだろうけど。

守山駅前のチカ守山にはカフェがあるのだが、シダックスが運営していることもあって同じフロアにカラオケルームがある。そのカラオケルームのドアの開閉時やドアの閉めがあまいときに、けっこうな音量でその歌声が聞こえてくる。歌っている本人にとっては歌声だが、外にいる人には騒音である。いったいなぜ ああいう構造で良しと思ったのか不思議である。

 

ところで守山市といえば、近江鉄道バスの杉江循環線の経路が2014年12月に変更された。変更後は、守山南中学校と丸善(書店ではなく、スーパーマーケットです)の間の道を通ることになったのだが、自動車がよく通る道なので、バスに乗っていると事故を起こさないかひやひやする。

守山市を走るバスは、その多くが近江鉄道バスなのだが、本数が少ない。1時間に1本ペース、あるいは1日に数本という路線がほとんどだ。立命館守山線はシャトルバス同然だし、琵琶湖大橋線が「比較的多い」といったレベルか。そこでバスの本数をもっと増やせばと思うのだが、バスが通ることを想定していないような幅員のせまい道路、小さな交叉点が多いので、そういうわけにもいかないのだろうか。いや、バスが通るということに皆が慣れればうまくいくのかもしれない。現在、市民ホール付近を通る県道42号の拡幅工事がおこなわれているので、完了すればそこにバスが通ることを期待したい。

 

 

ピエリ守山?知りません。

近江国庁跡

最近、足利健亮『地図から読む歴史』(講談社、2012年)を読んで、初めてその存在を知った。




なにがいいって、特に何もないところが素晴らしい。滋賀県大津市の観光課が力を入れて、わけのわからんハコモノを建てたり、名物として国府プリンを売り出したりせず(いまのところは)、昔この場所に国庁(国衙)があった、というだけなのがいい。
JR瀬田駅から国道1号線を歩いて大江4丁目の交叉点を左に曲がり、近江国庁跡を経て建部大社に行くという散歩コースが、一人でぼんやりするのには最適である。

近江大橋線

近江大橋線という、草津駅西口からイオンモール草津を経由して浜大津へ向かうバス路線がある。
今までは上笠商店街(県道143号)を通って浜街道(県道26号)に出ていたのが、10月1日から経路を変更し、野村交番前、上笠郵便局前、湖南西消防署前を通って、下笠北の交叉点から浜街道に出るようになるそうだ。

新ルートは、中央線もあり歩道もちゃんと確保されているような、しっかりした道路だ。この道路(正式名称不明、市道草津駅下笠線?、「びわこ通り」が通称らしい)はしかし、最近できたようなものではなかったはずだ。だいたい、南草津西口線ですでにバス路線として使われている。
上笠商店街のルートは、幅員がかなり狭い。バスが通るような道ではない。人や対向車にぶつかったりしないか、いつもひやひやしていた。いったいなぜ、今までこんな狭い道をバスが無理して通っていたのだろうか。そしてなぜ、このタイミングで経路変更となったのか。
今日、その近江大橋線に乗った。いつも以上に車体が揺れる気がして、今日は特にひやひやした。ウェブサイトの情報から察するに、路線バスが上笠商店街を通るのは、おそらく今月いっぱいで最後だろう。