完成したばかりの草津宿橋を見に行く。
欄干の高さは、1mあるかないかぐらい。低めにしたのは宿場町だったころの橋の風情を出すためなのだろうが、そのころ橋が渡ったのは水または土で、橋自体の位置もそんなに高くはないはず。現代のこの橋が渡る下は自動車が大量に通るアスファルト。トラックやバスに合わせて橋自体の位置が高くなっているし、トラックやバスのためのトンネル除去、つまり天井川の解消だった。そもそも天井川に橋は関係ないはずなのだから、いったい何のための風情演出なのだろうか。
橋の幅が、歩行者と自転車専用の割には広めになっているが、それでも転落の心配は無用だと言えるほどの安心感はない。安心とか不安とかは個人の主観でしかないが、欄干をこの高さにする意味があるのかなあとは思う。
変わった場所にマンション建てるなあ、何の跡だっけなー、と思って調べたら、ここには宮脇病院があったとのこと。確かにあったわ。