京都の不安
北陸新幹線が京都駅経由に決まった後、宝が池で配水管の破裂があって、そこで北陸新幹線のための地質調査をやっていることが明るみに出た。
北陸新幹線の地質調査中に大規模断水 配水管破損か、京都 : 京都新聞
じゃあもしかすると北陸新幹線は烏丸線のさらに下とかを通るのか、京都駅以南は伏見桃山あたりをかすめるのかと思ったが、そこは回避するらしい。
北陸新幹線ルート案、京都市中心部や伏見酒造エリアなどは回避 : 京都新聞
とはいえ、京都駅から松井山手駅の間のどこかを通る。つまり大規模な工事が始まる。着工まで10年か15年ぐらいの猶予はあるものの、着工の前倒しも可能性としてあるわけで、あまり楽しみな未来ではない。とか言いつつ、いざ工事が始まると現場を見に行ったりするのだろう。
京都駅前のヨドバシカメラ建設時に問題があったことを最近知る。
地元住民とヨドバシカメラが大激突、「京都ヨドバシビル」新設工事住民説明会に行ってきました - GIGAZINE
問題になっている「京都ヨドバシ」の建設予定地周辺を見てきました - GIGAZINE
2008年とかやぞ(オープンは2010年)。昭和やないねんから。北陸新幹線の建設時もよからぬ勢力が跋扈すると思うと、とても不安になる。いったい誰のための新幹線なのだろうか。
大宝神社
大宝神社裏の森の一部を伐採して、新しい道路が作られている。
道路を作ること自体には一貫して賛成ではあるものの、工事が始まった当初、貴重な森をたとえ一部でもなくしてしまうのは惜しいな、と思っていた。
しかし現時点を見るに、「存外に森を残すんだな、こんなもんで済むならまあいいか」という印象をもった。JRの線路を(おそらくアンダーパスで)交差してつなげる工事が未着工なので不確定要素はまだあるが。
草津宿橋
完成したばかりの草津宿橋を見に行く。
欄干の高さは、1mあるかないかぐらい。低めにしたのは宿場町だったころの橋の風情を出すためなのだろうが、そのころ橋が渡ったのは水または土で、橋自体の位置もそんなに高くはないはず。現代のこの橋が渡る下は自動車が大量に通るアスファルト。トラックやバスに合わせて橋自体の位置が高くなっているし、トラックやバスのためのトンネル除去、つまり天井川の解消だった。そもそも天井川に橋は関係ないはずなのだから、いったい何のための風情演出なのだろうか。
橋の幅が、歩行者と自転車専用の割には広めになっているが、それでも転落の心配は無用だと言えるほどの安心感はない。安心とか不安とかは個人の主観でしかないが、欄干をこの高さにする意味があるのかなあとは思う。
変わった場所にマンション建てるなあ、何の跡だっけなー、と思って調べたら、ここには宮脇病院があったとのこと。確かにあったわ。
新しい守山銀座ビル
2018年3月の時点ではこんな感じだった。
1年後の今。西側の方だけだが、だいたいできている。